アメリカ航空宇宙局(NASA)は、9月6日に2つの大きな太陽フレアが発生したと伝えました。
そもそも太陽フレア(Solar Flere)とは、太陽面爆発とも呼ばれ太陽で起こる爆発である。
(むか~し理科で習いましたね笑)
この太陽フレア自体は、小規模なものも含めると1日に数回起きることもあります。
その通常のものですら、今話題の水素爆弾10万~1億個と同等の威力と言われています。
そして今回のものはその1000倍とも言われています。
もはや想像のつかないレベルです。
今回のフレアの画像をNASAはGIFで公開しています。
(貼り付けできなかったので下記から御覧いただけます)
この太陽フレアの地球においての最大の問題点は、発生に伴って噴出するプラズマや衝撃波による影響でX線γ線などの放射線はもちろん、高エネルギー荷電粒子が到達すれば
デリンジャー現象、磁気嵐などを巻き起こし衛星や通信に打撃を与えることです。
2012年にも大きなフレアが発生しているが、この時には方向の問題(NASA曰くかすめた)で直接的に大きな影響は無かったが今回は果たしてどうでしょう。
その時のものは直撃すれば全世界が停電に陥るレベルだったと言われているが、今回の規模がそれほどではないにしろ直撃すれば・・・。
・誘導電流が送電線に混入し電力系統がおかしくなる。
・ただ単に停電するのではなく電子系統に瞬断や電磁パルス被害が出る。
・特に宇宙空間にある衛星や巨大なアンテナとして働く送電線の被害が起こる。
などということが想定され、身近なことで言えば停電や通信障害、GPSの誤作動などになるでしょう。
このご時世に関係が無いものなど1つもない。
備えあれば憂いなしということでくれぐれも身構えはしておきたいですね。
| 通常の1000倍の大型太陽フレアを観測 | NICT-情報通信研究機構
日本時間の9月8日15時~0時にかけて影響を及ぼす可能性があるということなのでご注意ください。
そして情報が錯綜したときにもフェイクニュースに惑わされないようにご注意ください。