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平民が上級国民と同じようなことをする為の備忘録と雑記帳

GAHAMA TERRACE 宿泊記

当時は緊急事態宣言下ではないものの、あちらこちらで都道府県による独自対策期間中というあまり良い条件ではない時期でした。

 

別府上人ヶ浜にあるAMANE RESORTは『潮騒の宿 晴海(現SEIKAI)』と元九州電力の保養所である『照波園』を改装した『GAHAMA terrace』からなり、今回は後者の方に宿泊しました。

 

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(画像は公式より)

 

GAHAMAといえばヴィラ、特にプール付きのヴィラが有名ではありますが、今回宿泊したのはタワー棟になります。その理由は後ほど。

 

立地

海岸線を走る国道10号線沿いにあり、車で大分空港からは40分前後、別府駅からは15分前後と言ったところでしょうか。北九州以北からであれば東九州道経由ということになると思います。

 

 

道自体は迷うようなことはありませんが、SEIKAIを遠くに見つけて走ってもまんまと通り過ぎてしまうくらいにエントランスは分かりにくかったです。Uターンしてきた二度目ですらニトリの入り口にしか見えませんでした(笑)

 

ホテル施設

チェックインはロビーにあるソファーに着席して行います。

 

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こちらのホテルのフォトジェニックスポットである水盤は、ヴィラやレストランがある方の棟にあります。

 

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ド曇天で見事なまでに映えないということを差し置いても、やはりココは夜の方がお勧めのスポットだと言えるでしょう。

 

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ちなみに、ウェルカムドリンクのチケットを使えるバーもこちらのすぐ横にあるのですが、あいにく休業中で夜の利用はできないとのことでした。ウェルカムドリンクはレストランのバーカウンターでオーダーしてテラス席でいただきました。

 

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晴れてたら映えそうなのに残念。。

 

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なかなか見かけないイタリアビールの生がありましたので、有料で追加の1杯(笑)

 

(気になる方は画像タップで(たぶん)最安値のお店に飛びます)

 

客室

ちゃんとしたおうちのようにしっかりとした玄関から始まります。靴もこちらで脱いで上がるスタイルです。

 

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クローゼットにはメイクスペースもありゆったりとしています。

 

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クローゼット自体は至って普通ではありますが、金庫下にあるカゴバックが非常に可愛らしく持ち帰りたいほどでした。こちらのバッグはGAHAMAの宿泊者も利用可能なSEIKAIの大浴場を利用する際に持っていくのに最適です。

 

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また、このお部屋には琉球畳の三畳ほどの海を望む書斎のような空間があり、香りと雰囲気がとても落ち着きます。

 

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変わって主として過ごすお部屋は和モダンとも呼べる作りで、リビングルームとベッドルーム、ミニキッチンまでが一体となっています。

 

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そしてもちろんバルコニーに出ることができます。こちらで海を眺めながら潮騒を感じるのも良いかもしれません。しかし生憎の雨上がりで濁ってますが。。。

 

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お風呂

別府と言えば当然の温泉!大浴場はもちろんのことながら、部屋風呂も源泉かけ流しの贅沢仕様となっています。一見すると古びたタイルではありますが温泉成分の強さを感じるところでもあります。

 

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そしてこちらのお部屋タイプには露天仕様のジャグジーがあります。なおこちらは機械制御である関係もあり、上水となっています。

 

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水回りやアメニティなどのご紹介ですが、タオルウォーマーは珍しいですね。さすがは温泉県よろしくいつでも何度でもということでしょうか。しかし充分なスペースがあるにも関わらず、ダブルシンクでないのは少々残念です。

 

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食事

最寄り駅が別府大学ということで、別府市街地まで赴かなくても飲食店はいくらかある地域ではありますが、時短営業の兼ね合いもあり今回はホテルのレストランを利用することにしました。ウェルカムドリンクを頂いた洋食レストランも気になったのですが、和食にしてみました。

 

まずは達筆なお品書きから。

 

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合わせるのは本日の日本酒3種。メニューによってペアリング形式でお持ち頂けます。

 

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先付 涼風茶碗蒸し

 

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御椀 春キャベツ饅頭

 

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御造り 豊後水道の恵み

 

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焼物 鰆と熟とまとの重ね焼き

 

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蓋物 豊後高田の新そば 甘鯛養老蒸し

 

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凌ぎ 緒方町糸切こんにゃく 吉四六のり

 

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強肴 大分牛地野菜巻き

 

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御食事 白飯 雲丹しょうゆ

 

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甘味 酒かすのクリームブリュレ

 

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この中でも特に推したいのは、緒方町の糸切りこんにゃく!なんとも良い食感と吉四六のりの豊かな風味で、無限に食べられます(笑)

 

また、地のものも多く、提供時に説明を受けるごとに質問をする機会が多かったのですが、淀みなく答えが返ってきて非常に好感が持てました。

 

ナイトキャップ

先述の通り、GAHAMAのバータピスカロイは休業中ということでありましたが、SEIKAIのバーVoyageは営業中ということでそちらに案内していただきました。

 

なお、両棟は歩いてもすぐの距離ではありますが、ニトリの駐車場内の専用経路をトゥクトゥクのような送迎車で移動することも可能です。今回はレストランから直行したのでエントランスに着くとスタンバイしていました。

 

タピスカロイの水盤を眺めるオーセンティックな雰囲気も良さそうでしたが、こちらの海に続く水盤の眺めも良いですね。

 

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遅いチェックアウトに慣れていると、通常の時間に出なければいけないという恐怖があるので、2杯だけ頂いて早めに帰りました(笑)

 

まとめ

まだまだ色々と難しい時期ではありましたし、パッと見にも良好な稼働状況とは見受けられませんでした。しかしながら、滞在を総合的に考えると非常に良かったと思います。本来の目的地が別にあり、オマケの1泊として以前から気になっていたこちらを選びましたが、機会があれば是非再訪したいと思います。

 

さて、冒頭のチョイスの理由についてですが、今回宿泊したのはタワーの最上階のお部屋です。こちらの施設自体がそんなに安い部類ではないと思いますが、プールヴィラと比較すると価格に倍半分の違いがあります。

 

何点か選ばなかった理由はありますが、同じ海が近いヴィラなら沖縄辺りの海辺が望ましいかなというのと、天候が良くなかったということ、その辺りを勘案すると価格差にその価値があるとは考えませんでした。むしろ温泉とジャグジーの往復とか最高じゃないですか(笑)

 

 

相当に久しぶりな別府だったのですが、久しぶりすぎて地獄にまで行ってしまいました。地獄に願うは、また当たり前に旅をできる日が早く訪れますように...と。

 

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