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平民が上級国民と同じようなことをする為の備忘録と雑記帳

ひろしまミステリーナイト モニターツアー

HITひろしま観光大使特別モニターのる~とです。

 

一応、地元でこういった活動もしています(笑)

 

 

と、いうことで今回はエクスペリサス株式会社が主催する没入型演劇ツアー『ひろしまナイトミュージアム』の一環である『ひろしまミステリーナイト』に特別モニターとして参加してきました。

 

※なお、ネタバレには留意して内容を記載しております。

 

ナイトシアターin流川

 

中国地方最大の歓楽街である流川エリア。観光がてら飲食を求めてお越しになった方も少なくはないでしょう。そんな場所で寄せられた相談を『流川探偵事務所』の見習い探偵として解決に導いていくというお話です。

 

(画像は公式の案内メールより)

 

 

集合場所はレックスビルの噴水前。中新地のファミマ(流川店)あるいはHighBallBar広島1923の目の前で、比較的分かりやすい場所だと思います。

 

 

もちろん分かりやすさも重要ですが、ここが集合場所である理由は実にシンプルであり、このビルの2Fにある休業中の店舗が探偵事務所となっているのです。

 

 

モニターツアー

今回はモニターツアーということで、本来の最少催行人数を下回る16名が見習い探偵として会場に集められました。この人数であれば探偵事務所には十分なスペースは確保されていますが、なんとこの夏場にしてクーラーが故障中ということで、工場で使うような扇風機が3台とスポットクーラーの姿も確認されました....いくらの夕方と言えども、風が吹かないので外より暑い説(汗

 

 

それぞれが探偵としてのコードネームを登録してこの場に臨むのですが、所長のお名前は『マッケン弘志』さんでした。名簿を見ながら集まった見習い探偵の数名にコードネームの由来を質問するなどもありましたが、自らの名前の由来については語らなかったような...?

 

 

さて、こちらがその所長さんです。探偵っぽい服装でありますが、先述の通りかなり蒸し暑い状況だったのでなかなか大変だったのではないかと思います(笑)

 

そしてこのツアーでは、探偵の採用試験を兼ねており、事件が解決に導けなかった場合はこの場に居る全員が不採用となることが通告されます。

 

こちらのホワイトボードにはプロジェクションを投影したり、直接書き込むなどの作業が行われます。簡単に注意事項などの説明を受けた上で、一旦全員で外へ出て、これからの行動についての確認などを行います。

 

なお、所長の名刺にグループ(私の場合はA)が書いてありますが、フライヤーに記載の通り3組に分かれての行動となります。今回のケースでいうと、調査対象の3店舗のうちの2店舗に各グループが訪れるという形式になっています。逆に1店舗には行かない(行けない)ということになります。

 

行動半径としては全てが徒歩数分の1ブロック圏内に収まっていますが、全てがバリアフリーでは完結しませんのでその点についてはご注意ください。

 

それでは、私の所属するグループAが実際に辿った道筋です。

 

1軒目

 

空のグラスと共に謎の暗号(赤線はネタバレ防止)が書いてある紙切れが着席したバーカウンターの上に。調査が主眼かと思いきや、なんとこの謎を解かなければドリンクは頂けません。もちろん徐々にヒントはもらえるし、他の参加者と情報共有しながら進めていけます。できなかった人だけ空のグラスに指を咥えるような鬼畜な所業はありません。(と思いたいw)

 

無事に解けたならば、皆で乾杯しましょう♪・・もちろん情報収集も忘れずに。

 

2軒目

 

同じくして、暗号を解かなければドリンクは頂けません。こちらは色紙に書かれた文字からキーワードを解読して答えを導き出すものでした。

 

そして各グループが2店舗を回り終えると、調査結果を持って本部へ帰還。そこで各々が集めた情報を基に事件を解決に導くという寸法です。

 

戻ってみると、ホワイトボードに記された相関図、更には既に帰還したグループの情報に基づいたメモの記載がされており、全てが出揃った後に・・・事件の行方は・・?

 

と、いった内容となっております!!

 

 

まとめ

さて、それではツアーの内容を精査してみましょう。

 

参加費:6,600円(今回はモニターツアーのため無料)

所要時間:概ね2時間強(集合から解散まで)

提供飲食:ドリンク2杯(各店1杯)

提供物品:利用した店舗での500円券(期限1週間)

 

感想

没入型演劇ツアーということではあるものの、実際に最も楽しい部分は謎解き(ドリンクのために)だったかなと思います。演者の皆さんも面白いし、もちろんそれはそれで良いのですが、実際に観劇という感じでもないので、やはり自分が頭を使ってる時にこそ没入感が得られるかなと。ただしそれは、演者の皆さんの煽りがあってこそ成立してる部分も多く、それ無しでは物足りない気がします。

 

ただ企画自体は面白く、単純に店舗の新規開拓の手段としても有用だと思いました。実際、今回伺ったお店も初めましてであり、隣のお店には来たことあるのにーというような展開も(笑)

 

欠点としては、どうしてもシステム上貸し切らなくてはいけないので、本営業の前など時間的に縛りはできると思うし、行動半径も時間から逆算すれば自ずと限られてくると思われます。

 

それでも提供側(どちらの意味でも)が相互にアプローチできるような環境が構築できれば、まだまだこの先に広がりと楽しみがあるかなと思いました。

 

今回が初日開催。この価値については、是非機会があれば皆さんが体験して判断してください!そして『ひろしまミステリーナイト』のハッシュタグを付けてSNSにバンバン投稿してください。

 

個人的には美術館のツアーに行きたい!笑

 

 

 

 

 

【あとがき】

この主催のエクスペリサスという会社は、以前何かの記事で見て興味深かった記憶があり、富裕層向けの極めてラグジュアリー寄りなツアーの催行会社だと思っていたところ、案外とローカライズされたプランを行っているものだと、更に興味が湧いたところです。

 

もちろん昨今の環境の変化もあるでしょうし、適応力があるという意味でも今後ますます面白いことをしてくれそうなので、要注目だなと思いました。