一昨年の秋頃には多い時で月の半分ほどを過ごしたホテルですが、今回はキャンペーンに乗る形で久しぶりの滞在となりました。
キャンペーン概要
2回目の滞在でポイント2倍
3回目以降の滞在でポイント3倍
とは言えIHGのポイントにどれほどの価値があるかは微妙なところではあります。
しかしながら、インターコンチネンタルホテルのそれなりに高額な予約を持っている状態では、ここに価値を見出すことができるのです。
ポイントの対価
いくら倍付のポイントが欲しいと言っても、そこに至る出費が嵩んでは意味がありません。当然そこは考慮したうえで検索をかけたものの、過去に例を見ない安価となっていました。
先程軽く調べた価格がこちらですが、宿泊当時はもう少し安いレートがあり5,000円にちょっと足が出る程度でした。よく泊まっていた時も高い日は避けていましたが、それでも7,000円を下回ることはほぼ無かったので、ある意味異常な価格です。
お部屋の紹介
今回は滞在数が必要なので、1泊を2回しています。どちらも最安のスタンダードルームを予約してありましたが、スパイアエリートであることと稼働状況によってだと思いますが、どちらの日程でもクラブフロアをアサインされました。当然、IHGにおいてはクラブアクセス(限定稼働/代替)は付与されません。
(過去に一度だけ神戸でなぜかクラブアクセスを頂きましたが笑)
部屋の仕様は少々異なりますが、雑感も含めその一室の紹介となります。
スタンダードルームは17㎡であり手狭ですが、こちらのお部屋はカウチもありデスクも十分な幅が確保されており、25㎡くらいでしょうか、サイズ感としてもこれくらいあれば不自由は無いと思われます。部屋のタイプによっては電源系統に問題がある場合もあるので、その辺りの配置はまず確認したいところです。
クラブフロアとはいえ、この辺りは基本的にスタンダードフロアと変わりません。何か違いがあるような気もしますが、直近で見比べないとあまり差は感じません。
いくつかの変更点
久しぶりの滞在だったので、どの時点で変更されたか分からないものとコロナ禍の影響による変更点がいくつかありました。
元々クラウンプラザにはスリープアドバンテージの一環として、発泡性の入浴剤が置いてありましたが、バスソルトが置かれるようになっていました。
ただしこちらは、広島の化粧品メーカーであるヤマサキの製品なので、クラウンプラザ広島のオリジナルということかも知れません。
アメニティに関しても、以前はアメリカのアーカイブ(ARCHIVE)だったものが、エルスパ(ELLE spa)に変わっていました。個人的には前者の方が好きかな(笑)
そして以前はお湯を沸かしてドリップだった記憶があるのですが、UCCのコーヒーマシーンが設置されていました。最近、他のホテルでも見かけることがあります。
除菌シートをパッケージで置いてあるのは好印象です。ちょっと出かける際にも持って行って気になるところに使用したりできますし。
そして、コンプリメンタリーの水は相変わらず置いてあるのですが、残念ながら冷蔵庫は空になりました。今までだとエリート特典でソフトドリンク1本(もしくはカップヌードルミニ)が頂けたのですが・・・。
代わりにチェックインの際に更にお水を1本頂けます。
もう1点、新聞の提供が取りやめになっています。状況を見ながら元に戻す予定がある旨の話は聞いていますが、時期などは不明です。
なお、エクスプレスチェックアウト(事前決済処理)をしておけば、退室時にフロントに電話をしてカードキーは部屋に置いたままでよくなりました。
これはそれ以前の話ですが、残念ながらプールとサウナの営業が終了してしまいました。ジムは今のところ健在です。
状況から見る旅行マインド
稼働状況は非常に芳しくありません。ロビーフロアにもあまり人影が無く寂しいものです。もちろん緊急事態宣言下ということもあり、レストランの大半がクローズしていることも一因であるとは思いますが。
立地やブランドの関係もあり、欧米のインバウンド需要があったホテルでもあります。かてて加えて国内のビジネス客も出張など手控える向きは未だに続いています。
最悪期は脱したと言われがちな業界ですが、都内でもGOTO時期よりも更に(割引が無い状態でも)安価な設定がされているなどまだまだ厳しい状況です。
この界隈に生息していると、目は既に来年のGWの渡航先などアフターコロナのポジティブシンキングになりがちですが、実際の世間の考えとはまだ乖離しているのかも知れないという事実と向き合うことになりました。